酒井歯科医院・TEL.072-233-6480
       
  院長紹介
     
  歯周病とは
歯周病とは漢字の通り、「歯」の「周り」の「病」です。
歯の表面にたまった歯垢(プラーク)の中の歯周病菌が繁殖することによって、歯の根を支えている骨が溶けていく病気です。
初期の歯周病には自覚症状がほとんどないため、気がついたときには歯周病が悪化していることも少なくありません。
毎日のケア時にお口の中をチェックし、歯周病を予防しましょう。
 
 

 
  こんな症状はありませんか?
・歯がグラグラする
・歯ぐきがムズムズする
・歯みがきをするとき歯ぐきから血が出る
・歯ぐきが腫れている
・歯ぐきから膿が出る
・口の中がネバネバする
・歯ぐきが下がった、または歯が伸びた感じがする
・口臭が気になる

ひとつでも心当たりがあれば歯周病の可能性があります。
まずは、ご相談ください。
 
 

 
  歯周病の進行度

進行度
イメージ
特徴
P1
歯肉炎の状態です。
歯ぐきが赤く腫れ、歯磨きをしたり、固いものを噛んだりすると出血があります。
P2
★★
軽度の歯周病の状態です。
歯ぐきと歯のすき間(ポケット)が広くなり、そこから出血したり、膿が出たりします。
P3
★★★
中程度の歯周病の状態です。
歯を支えている骨もかなり溶けてきます。歯がぐらつき、口臭を感じたりします。
P4
★★★★
重度の歯周病の状態です。
歯を支えている骨がほぼ吸収され、歯の根が露出します。歯がかなりぐらぐらと揺れ、場合によっては抜歯となります。

 
 

 
  歯周病と全身疾患
歯周病は、さまざまな全身性の病気とも深くかかわっていることが明らかになってきました。
歯周病菌がつくる毒素や炎症を引き起こす物質は、歯周病の病巣から血液中に入り、全身に影響を及ぼす可能性があります。
口の中の慢性的な炎症や歯周病菌と、糖尿病や心筋梗塞、肺炎、低体重児出産などとの関連性が報告されています。
歯周病についての正しい知識を持ち、歯周病菌が媒介となって起こる 体へのさまざまな影響を考えて、口と歯のケアに努めることが重要です。

【糖尿病】
糖尿病の悪化は歯周病を悪化させ、この逆もあります。歯周病を治療することが、糖尿病の改善にも繋がります。
【心臓病】
血液中に入った歯周病菌は必ず心臓に入ります、その結果、狭心症や心筋梗塞、細菌性心内膜炎などを起こす原因になります。
【脳梗塞】
歯周病菌が脳の血管に血栓をつくり、脳梗塞を起こす原因になります。
【肺炎】
誤嚥(唾液や食べ物が、誤って食道ではなく気道に入ってしまうこと)を起こすと、歯周病菌が気道内に入り込み、炎症を起こす原因になります。
【早産】
歯周病菌が羊水の中に入り、子宮の収縮や子宮頚部の拡張を引き起こし、早産に繋がると考えられています。





 
 

 
     
 
 
     
 
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